冷酷組長は泣き虫、天然に恋をした

〜菊編〜


勇気はトイレから俺の話を無視して広間に戻った


最初はまた後で話そうそう思って食べ終わった
勇気の前にたった。


また同じく断るので、私はいつの間にか切れて
口調が荒くなっていた。


菊「いい加減にしろ」


勇気「?!!……」


菊「全部が全部通ると思うなお前とじゃ見る世界が違うんだよ!」


最も低い声で怒鳴った


勇気の瞳から涙が出ているのがわかった。


その言葉を言った時にはもう遅かった。


勇気「ご「あんまり猫を虐めんなよお前
俺みたいになるぞ」」


菊「凱斗」


叶夢「菊一旦外出るぞ、神楽こい」


神楽「ああ」


俺は泣いてる勇気を見ずに庭に出た。


パタン


勇気「あ、……うう……うわぁぁぁ……あぁ……」


菊「……」



中庭で3人でタバコを吹かした


叶夢「あんなに仲良かったのに何があったんだよ」


菊「……」


神楽「勇気も菊をさけてたし」


菊「ふー……ただ楽になって欲しかった
俺は笑った勇気の顔が好きだから」


神楽「何かあったのか?ふー」


菊「色々かな、あいつは甘く見すぎてんだよ
いつまでも甘くできるほど優しくねぇ」



叶夢「それであんな言い方を」


菊「日に日に苦しむあいつ見てたら……」


2人「?!」


叶夢「お前でも泣くことあるんだな」


菊「俺も人間だからな……」


神楽「あいつかなりやべぇ顔してたな」


菊「お前ら2人ならどうしてた?」


叶夢「場合による」


神楽「だな」


菊「はぁー」


神楽「けど、俺だったら納得がいくまで
自由にさせるかな」


菊「え」


神楽「だってそうだろ?勇気は納得行ってない
だからわがまま言ったんだろ?」


叶夢「あれぐらいの歳はまだガキだからな笑」


菊「あはは笑確かに勇気はわがままだからな笑」


神楽「少しは楽になったか?」


菊「お陰様で」


神楽「帰る前にお前らの喧嘩見れて楽しかった」


叶夢「俺らが居なくなっても仲良くやれよ〜笑」


菊「言われなくても笑」


神楽「戻るぞ、タバコ吸いすぎるとガキ達が
嫌がる」


菊「ああ」


勇気……あなたが壊れないよ出来る限り
貴方を守ります。



〜菊編END〜