「後で朔を紹介する。」 「朔…?」 って、暁の弟だよね? 「うん、分かった。」 笑って頷く。 まぁ、これから桜樺に通うなら、早めに顔見知りになっておきたい。 それに、暁の弟なんだし、仲良く出来たら良いなって思うから。 「暁、楽しみにしてる。」 「あぁ。」 にっこりと微笑めば、暁の口角を上げた。