「っっ、」 理解した瞬間。 俺の中で、ぞわりと駆け巡ったのは、歓喜。 ーーーーそして、恐怖。 愛に飢えていた神無と。 周りに冷めていた自分。 似た者同士だった俺達。 魅せられた。 神無の雰囲気と、その闇に。 「神無?」 「うん?」 「後で、一緒に学校内を回ろうな?」 「ふふ、勿論。」 嬉しそうに、神無が微笑んだ。 手離せない。 ーーーー愛おしい、君だけは。