「暁…?」 「ん?」 「それって、……プロポーズ…?」 ねぇ、 ………期待しても良い? 「ふっ、それ以外に他に何があるんだよ。」 甘く微笑む暁に、優しく額に口付けられて、私の頬が染まる。 「親父もお袋も、莉茉が高崎の姓になる事を望んでる。」 「…うん。」 「勿論、俺もな。」