「………朔。」 「うん?」 「莉茉の衣装を変えなかったら、文化祭をぶち壊す。」 冗談ではなく、本気で。 莉茉に、そんな衣装を着せるくらいなら、俺が文化祭自体をぶっ潰す。 「それは、怖いな。」 「あ?」 怖い? 嘘を付け。 思いっきり、声が笑ってるじゃねぇか。 「朔、嘘を言うな。」 「あ、バレた?」 電話越しに、朔がくすりと笑った。