だから。 「怖ぇかも知れないけど、莉茉には受け入れて欲しい。」 暁が言う家族ってものが、いまいちどんなものなのか私に良く分からなかった。 確かに、昔は憧れて。 両親と茉莉と、家族になる事を夢見ていたはずのに。 でも、今はもう。 …………私は、あの人達に夢見て、何かを求める事を諦めてしまった。