「覚悟しろよ、莉茉。」 じっと、莉茉を見下ろす。 「………覚悟?」 「あぁ、もう、俺はお前を手離してやれねぇからな。」 ゆるりと、口角を上げた。 例え、泣き叫んでも。 ………………嫌われたとしても。 もう、手離せない。 「莉茉、お前は俺だけを愛して、その一生を、一緒に生きろ。」 この、さらさらの髪も。 華奢な身体さえ。 ーーーーー莉茉の全ては、俺のものだ。 「その代わり、俺のを莉茉にやる。」 俺は、自分自身を差し出そう。 それで、莉茉が手に入るなら。