「………………おいおい。」 苦笑いが零れ落ちる。 お前達、莉茉ちゃんのどうしようもない両親なの対して、怒りに燃える暁が見えないのか? これ以上、火に油を注ぐような馬鹿な真似はするなよ。 「………お帰り下さい。」 低く。 怒りを孕んだ、暁の声。 「「っっ、」」 その声に、莉茉ちゃんの両親がはっと息を飲み、顔を強張らせる。 やっと、暁の怒りに気が付いたらしい。