「うん?」 名前を呼ばれた俺は、隣へと視線を向ければ、莉茉が目を丸くしていた。 「あの、さ?」 「何だ?」 「知り合いなの…?」 俺と前田を交互に見る莉茉に、小さく頷く。 「あぁ、担任だった。」 不本意だけどな。 しかし、こればっかりは仕方がねぇよな、 「暁の?」 「そうだ。」 まさか莉茉の担任にもなるなんて、俺も夢にも思わなかったんだから。