「ねぇ、暁。」 「うん?」 「ここは、どう解くの?」 「どれだ?」 私の隣に座り、パソコンで仕事をこなす暁が参考書を覗き込む。 「あぁ、これはーーー」 さらさらと暁によってノートに書き込まれる数式に、私は視線を向けた。