私のことを気に入らないやつはたくさんいると思う。そして、鹿島杏奈をイジめていると思っているやつもまだいると思うし、ただ単に天と仲良くしているのを疎ましく思っているやつもいると思う。
「律ちゃん、とりあえずこれ俺の連絡先」
だからな、かの有名な天の金髪タレ目の連絡先を手に入れたなんて知れ渡ったら非常にまずいのだ。
「いらないんですけど」
「ていうか律ちゃんまじ強いわ。昨日殴られたとこ痣になってんもん」
「聞けよ」
「まじ痛かった。まぁ背に腹は変えらないよな」
「変えろよ」
「俺も気をつけてはいるんだけどね。さすがに何するか分からない女ほど怖いものはないじゃん?」
「自業自得でしょ」
「もー、律ちゃん遅い。携帯貸して」
「あっ」
鳴さんに携帯をぶんどられ、成されるがままに私の携帯に彼の連絡先が追加された。
「いらなすぎる…」
「こっちの連絡先知れるなんてなかなかないからね」
いや知らん。
「そんな何個も持ってるんですか」
「女の子用にもう一個携帯あるんだよね」
「うわ…」
「めっちゃ引くじゃん」
鳴さんと裏庭で向かい合ってしゃがみこみ、コソコソと密会してるこの状況。
なぜこんなことになったのかと言うと、授業中、窓の外から紙飛行機がとんできて、頭にサクッと刺さった。そう、サクッと。
本当に意味が分からなかった。
とりあえず小田を呼んでみたところ、私の頭に紙飛行機が刺さっているのを見て大爆笑。うざかった。
嫌な予感はしていたが、内容的にあの金髪タレ目。
『小田ちゃんがシャーペンなくしたとこに集合♡』
もはや小田が行けよ、と思ったが、この女、『私授業サボったりしないから』とふざけたことを抜かしやがった。いつも寝てるだろうが。
しかし今はテスト期間中なので、いつもよりかは起きてはいるのだ。少しだけ成長。
とまぁ、そんなこんなで金髪タレ目と合流したわけだ。
「窓閉めときゃ良かった」
「そういえば窓直ってるねー」
「窓が割れてたせいで佐々木さんと長谷川さんが乱入してきて大変だったのに、今度はこっちか…」
「待ってあいつら何してんの」
あの時は大変だった。自分の行く手を阻む椅子やら机やらをなぎ倒す長谷川蓮と、きゃっきゃと笑いながら逃げる佐々木夕。大変だった。
「よし、おっけー。これですぐ連絡できるわ」
「したくないんですけど」
「こないだから律ちゃん俺に冷たくない?」
「気のせいです」
わざとだけどな。
「ていうか、なんでこんなところにわざわざ呼び出されたんですか」
「ここなかなか人通らないじゃん」
「いや、連絡先なら陽ちゃんにでも聞けばいいじゃないですか」
「いやー…、それはちょっと…」
何故か言葉を濁す鳴さんに、首を傾げる。
「なんですか」
「不都合が…」
「なんの」
そもそも私の不都合は考えてないのかコイツは。
「律ちゃんの強火ファンがいるからさ」
「は?」
「昨日もな、面白話として律ちゃんと直子さんの話したら不機嫌になっちゃって」
「どういうこと。いや待て。面白話っておい」
「ん?☆」
本当に殺してしまおうか。
「律ちゃん、とりあえずこれ俺の連絡先」
だからな、かの有名な天の金髪タレ目の連絡先を手に入れたなんて知れ渡ったら非常にまずいのだ。
「いらないんですけど」
「ていうか律ちゃんまじ強いわ。昨日殴られたとこ痣になってんもん」
「聞けよ」
「まじ痛かった。まぁ背に腹は変えらないよな」
「変えろよ」
「俺も気をつけてはいるんだけどね。さすがに何するか分からない女ほど怖いものはないじゃん?」
「自業自得でしょ」
「もー、律ちゃん遅い。携帯貸して」
「あっ」
鳴さんに携帯をぶんどられ、成されるがままに私の携帯に彼の連絡先が追加された。
「いらなすぎる…」
「こっちの連絡先知れるなんてなかなかないからね」
いや知らん。
「そんな何個も持ってるんですか」
「女の子用にもう一個携帯あるんだよね」
「うわ…」
「めっちゃ引くじゃん」
鳴さんと裏庭で向かい合ってしゃがみこみ、コソコソと密会してるこの状況。
なぜこんなことになったのかと言うと、授業中、窓の外から紙飛行機がとんできて、頭にサクッと刺さった。そう、サクッと。
本当に意味が分からなかった。
とりあえず小田を呼んでみたところ、私の頭に紙飛行機が刺さっているのを見て大爆笑。うざかった。
嫌な予感はしていたが、内容的にあの金髪タレ目。
『小田ちゃんがシャーペンなくしたとこに集合♡』
もはや小田が行けよ、と思ったが、この女、『私授業サボったりしないから』とふざけたことを抜かしやがった。いつも寝てるだろうが。
しかし今はテスト期間中なので、いつもよりかは起きてはいるのだ。少しだけ成長。
とまぁ、そんなこんなで金髪タレ目と合流したわけだ。
「窓閉めときゃ良かった」
「そういえば窓直ってるねー」
「窓が割れてたせいで佐々木さんと長谷川さんが乱入してきて大変だったのに、今度はこっちか…」
「待ってあいつら何してんの」
あの時は大変だった。自分の行く手を阻む椅子やら机やらをなぎ倒す長谷川蓮と、きゃっきゃと笑いながら逃げる佐々木夕。大変だった。
「よし、おっけー。これですぐ連絡できるわ」
「したくないんですけど」
「こないだから律ちゃん俺に冷たくない?」
「気のせいです」
わざとだけどな。
「ていうか、なんでこんなところにわざわざ呼び出されたんですか」
「ここなかなか人通らないじゃん」
「いや、連絡先なら陽ちゃんにでも聞けばいいじゃないですか」
「いやー…、それはちょっと…」
何故か言葉を濁す鳴さんに、首を傾げる。
「なんですか」
「不都合が…」
「なんの」
そもそも私の不都合は考えてないのかコイツは。
「律ちゃんの強火ファンがいるからさ」
「は?」
「昨日もな、面白話として律ちゃんと直子さんの話したら不機嫌になっちゃって」
「どういうこと。いや待て。面白話っておい」
「ん?☆」
本当に殺してしまおうか。
