王子様たちに毎日甘く溺愛されて

飲み物買いに行くなんて雑用係が1番やってそうなこと。



「そーゆーの別にいいから」



でも、糸瀬くんは冷たい目で私を見る。



あー、出しゃばっちゃってごめんなさい。



仕事に飽きたから外に出たかったのかも。



「分かった、行ってらっしゃい」



笑顔がひきつらないように必死になった。



どうしても糸瀬くんに冷たいこと言われると傷ついちゃうなぁ…。



ショックを受けていると瀬野先輩が


「俺コーラ」


といたずらっ子のような笑みを浮かべる。



「自分で買ってこいよ」



糸瀬くんが迷惑そうに言うのを聞いて微笑ましいと思っていたら、次に彼は私を見た。



「あんたは?」


「え?」


「飲み物」


「いや、私は…」


「何がいい?」



も、もしかして私の分も買ってきてくれる…とか?



いやいや、そんな訳…、いやでもこれってそういうことですよね。




「いちごオレ」