王子様たちに毎日甘く溺愛されて

恋に無縁な私はあんまり自分の話をすることなく、友達の彼氏の話を聞いたり、うちのクラスで誰がかっこいいかとかいう話に相槌を打つだけなんだけど。




それでも楽しいから、十分だ。




私もいつか好きな人とデートなんかしてみたいなんて心の奥底で考えながら教室に戻ろうとすると微風が吹いて、髪がなびいた。




考えられない展開はもうすぐそこに迫ってきていた。