王子様たちに毎日甘く溺愛されて

まぁ別にいいんだけどさ。



「で、あんた何しに来たの」


「えーっと、あっそうそう!望遠鏡を取りに」



人のスマホを割ってなぜか生徒会の仕事を手伝うことになってしまった私はすっかり天体望遠鏡のことなんか忘れてしまっていた。



もうこの状況下で天体望遠鏡なんて言ってられないし。



「あっそ」



聞いといてその返事は薄すぎない?



まぁいいや、天体望遠鏡を運ぼう。



ながぽんが言っていた天体望遠鏡が入ったダンボールらしきものを見つける。



思っていたより大きいけど1人で運べない大きさじゃない。



ダンボールに近づき持ち上げる。