出所をした後、小百合は前科のある人間も雇っている工場で働いていた。右も左もわからない小百合に仕事を教えたのは、二十代の若い男性だった。彼もまた、傷害事件を起こして逮捕をされた過去を持っていたという。
「どうやら徳富はその男に好意を抱いていたらしい」
「えっ?徳富って四十歳でしょ?すごい歳の差じゃん……。まあ、愛があれば歳の差なんてって言葉あるけど」
彰が推しアイドルのグッズのぬいぐるみを抱き締めながら苦笑する。紫月は首を横に振った。
「残念ながら徳富の片想い状態だったようで、男性はあからさまなアプローチに迷惑していたみたいです。しかし、せっかく雇ってもらえた職場だから問題を起こしてはいけないと我慢していたようです」
「大問題じゃない。そのおばさんがやってるの、完全にストーカーでセクハラでしょ」
尚美が腕を組みながら息を吐く。その通りだと紫月も心の中で頷きつつ、続けた。
「男性は当然そのメモは書いておらず、近々筆跡鑑定を行う予定です」
「どうやら徳富はその男に好意を抱いていたらしい」
「えっ?徳富って四十歳でしょ?すごい歳の差じゃん……。まあ、愛があれば歳の差なんてって言葉あるけど」
彰が推しアイドルのグッズのぬいぐるみを抱き締めながら苦笑する。紫月は首を横に振った。
「残念ながら徳富の片想い状態だったようで、男性はあからさまなアプローチに迷惑していたみたいです。しかし、せっかく雇ってもらえた職場だから問題を起こしてはいけないと我慢していたようです」
「大問題じゃない。そのおばさんがやってるの、完全にストーカーでセクハラでしょ」
尚美が腕を組みながら息を吐く。その通りだと紫月も心の中で頷きつつ、続けた。
「男性は当然そのメモは書いておらず、近々筆跡鑑定を行う予定です」


