その後の捜査で駅前のベンチの下に爆弾の入った袋があり、それが爆発したのだとわかった。ベンチに座っていた徳富小百合はその場で死亡が確認され、複数人の怪我人が出た。
「……最悪な出来事だったな」
「まさか街中で爆発が起きるなんて」
翌日、「未解決事件捜査課」に出勤した紫月が昨日の出来事を話すと、修二と尚美が驚いた顔を見せた。今まで爆弾は罪を犯した本人に直接送り付けられていた。今回は街中に爆発物を仕掛けてある。手口が大きく変わっていた。
「どうやって徳富小百合をその爆発物のあるところまで誘導したんですか?」
碧が手を挙げて質問する。紫月は捜査一課の捜査会議を盗み聞きして手に入れた情報を話した。
「徳富小百合の自宅から一枚のメモ用紙が発見されたんだ。そこには男性の氏名と「二十時に駅前のベンチで待っていてほしい」と書かれていた」
「メモ用紙に書かれていた名前は誰だったんですか?」
続いて蓮が質問する。紫月はメモ帳を捲り、「徳富の職場の男性の名前だった」と話した。
「……最悪な出来事だったな」
「まさか街中で爆発が起きるなんて」
翌日、「未解決事件捜査課」に出勤した紫月が昨日の出来事を話すと、修二と尚美が驚いた顔を見せた。今まで爆弾は罪を犯した本人に直接送り付けられていた。今回は街中に爆発物を仕掛けてある。手口が大きく変わっていた。
「どうやって徳富小百合をその爆発物のあるところまで誘導したんですか?」
碧が手を挙げて質問する。紫月は捜査一課の捜査会議を盗み聞きして手に入れた情報を話した。
「徳富小百合の自宅から一枚のメモ用紙が発見されたんだ。そこには男性の氏名と「二十時に駅前のベンチで待っていてほしい」と書かれていた」
「メモ用紙に書かれていた名前は誰だったんですか?」
続いて蓮が質問する。紫月はメモ帳を捲り、「徳富の職場の男性の名前だった」と話した。


