「この河童のイラストがあるから、河童という英単語を探そうとしてたのよ。でも、この問題文のカッパは河童を指しているわけじゃなかったんだわ」
「河童のことじゃない?何のことを指してるんですか?」
蓮の問いに尚美は胸を張って言う。
「日本語で雨具を指す言葉をカッパって言うじゃない。それを英語にすればレインコートになるわ」
「でもレインコートを売ってる店なんてそこら中にあるよね〜。片っ端から当たれってこと?」
彰が顔を真っ青にしながら言う。しかし真夜が『多分、渋谷の街頭モニター』と言った。全員の目が紫月のスマホに向けられる。
『あそこ、一昨日からずっとレインコート着た女の子が映ってる。何とかってデザイナーとのコラボ商品だって』
渋谷で間違いない、と紫月は刑事の勘でわかった。「渋谷に行く」とだけ言って部屋を飛び出し階段を駆け降りる。エレベーターを待っている時間すら、もったいなかった。
「アノニマス!!」
「河童のことじゃない?何のことを指してるんですか?」
蓮の問いに尚美は胸を張って言う。
「日本語で雨具を指す言葉をカッパって言うじゃない。それを英語にすればレインコートになるわ」
「でもレインコートを売ってる店なんてそこら中にあるよね〜。片っ端から当たれってこと?」
彰が顔を真っ青にしながら言う。しかし真夜が『多分、渋谷の街頭モニター』と言った。全員の目が紫月のスマホに向けられる。
『あそこ、一昨日からずっとレインコート着た女の子が映ってる。何とかってデザイナーとのコラボ商品だって』
渋谷で間違いない、と紫月は刑事の勘でわかった。「渋谷に行く」とだけ言って部屋を飛び出し階段を駆け降りる。エレベーターを待っている時間すら、もったいなかった。
「アノニマス!!」


