紫月は拳を握り締める。広大なジャングルの中から真相を見つけるのは難しい。目撃者や証拠が何もない状況では迷宮入りは確定したも同然だ。そのジャングルの中から出ようとした孔雀は、裏切り者として殺害された。
「……芥川刑事は、殺人をする組織の一員だったってことですか?それって僕たちが追っていい事件なんでしょうか?」
碧の顔が真っ青になっていく。恐れるのは当然だろう。修二のいた組織は殺人を躊躇わず、証拠も何一つ残さない。深い闇の中を丸腰で歩くようなものだ。
「でも!!芥川さんが太宰さんに全てを話そうとしたんです!!芥川さんは、もうこんな事件を起こしたくないって思ったからじゃないですか!?」
蓮が涙を流しながら大声で叫ぶように言う。尚美が「でも危険じゃない」と自身の腕をさすった。
「俺も、この件には関わらない方が賢明だと思うぞ」
紀人の言葉に、紫月は勢いよく立ち上がると「未解決捜査課」の部屋を飛び出した。どこに行くのかも何も決めていない。しかし警視庁を飛び出し、息が切れても走り続けた。
「……芥川刑事は、殺人をする組織の一員だったってことですか?それって僕たちが追っていい事件なんでしょうか?」
碧の顔が真っ青になっていく。恐れるのは当然だろう。修二のいた組織は殺人を躊躇わず、証拠も何一つ残さない。深い闇の中を丸腰で歩くようなものだ。
「でも!!芥川さんが太宰さんに全てを話そうとしたんです!!芥川さんは、もうこんな事件を起こしたくないって思ったからじゃないですか!?」
蓮が涙を流しながら大声で叫ぶように言う。尚美が「でも危険じゃない」と自身の腕をさすった。
「俺も、この件には関わらない方が賢明だと思うぞ」
紀人の言葉に、紫月は勢いよく立ち上がると「未解決捜査課」の部屋を飛び出した。どこに行くのかも何も決めていない。しかし警視庁を飛び出し、息が切れても走り続けた。


