容疑者を拘束したあとは応援を呼び、修二を屋上からマンションの外まで連れて行かなくてはならない。紫月は修二の腕を強く掴む。
「……行きましょう」
そのまま連行するはずだった。修二は何一つ抵抗することはなく、ゆっくりと歩いて行く。その時だった。
パァンッ!
遠くから発砲音が聞こえた。刹那、紫月の腕に衝撃が伝わってくる。隣を見た紫月は目を見開いた。修二の体が吹き飛ばされていた。その頭からは血が大量に流れている。
「芥川さん……?」
何が起きたのか理解できなかった。紫月は、フラフラとした足取りで屋上に倒れた修二の元へと向かう。修二の頭から鮮やかな赤が広がっていた。その目は大きく見開かれ、光がない。
「あく、芥川さん!!芥川さん!!」
紫月は修二の体を揺さぶった。反応はない。体は温かい。しかし、その肉体に命はもう宿っていない。殺人現場を見てきた紫月は、嫌でもそれがわかっている。
「芥川さん!!どうして!!」
「……行きましょう」
そのまま連行するはずだった。修二は何一つ抵抗することはなく、ゆっくりと歩いて行く。その時だった。
パァンッ!
遠くから発砲音が聞こえた。刹那、紫月の腕に衝撃が伝わってくる。隣を見た紫月は目を見開いた。修二の体が吹き飛ばされていた。その頭からは血が大量に流れている。
「芥川さん……?」
何が起きたのか理解できなかった。紫月は、フラフラとした足取りで屋上に倒れた修二の元へと向かう。修二の頭から鮮やかな赤が広がっていた。その目は大きく見開かれ、光がない。
「あく、芥川さん!!芥川さん!!」
紫月は修二の体を揺さぶった。反応はない。体は温かい。しかし、その肉体に命はもう宿っていない。殺人現場を見てきた紫月は、嫌でもそれがわかっている。
「芥川さん!!どうして!!」


