それからも、特にいつもと変わらず。 るうは荷造りに大忙し。私は読書に明け暮れ。 アキトに誘われた三日後の夜は、あっという間に訪れるのだった。 読んでいた本をパタンと閉じて。 側にいたるうに声をかける。 「今日は早めにご飯食べたい。」 「風呂は?」 「シャワーにするー。」 私の希望通り夕方に夜ご飯を済ませて。お風呂の準備もいらないと言うことで。るうは早々自分の部屋に戻り荷造りの続きをすることになった。 私はるうを見送ってから静かに部屋を出て、レンの部屋を目指す。