「ハルー。」 呼び掛けても、もちろん返事はないんだけども。 「私明日出発するんだー。」 ハルがもし眠っていなかったら…。そんな意味のないことを考えたりしたこともあった。 けどそもそも、ハルが健在ならこんなことにはきっとなってない。 …ねえ、ハル。 次に会える時には、起きててほしいな。 私の話を、聞いてほしいな。 馬鹿な私を、怒ってほしいな。 そして、るうと三人でいつもの剣の訓練をして、三人でご飯を食べて、三人で笑って過ごしたいな。 …ねえ、ハル。 「私…、帰ってこられるかな。」