(一)この世界ごと愛したい





そして翌日。



私の部屋より先にレンの部屋に寄ってから、るうとレンが私を起こしにやってきた。




「リン、さっさと起きろー。」


「…うー…ん。」


「リンー、コーヒー淹れねえぞー。」


「…ひっぱ…て。」


「ったく。」




引っ張るではなく、もう抱き起こすに近い形でるうが私を起こしてくれた。



あーやばい。


このまままた横になりたいけど、横になったら確実に寝てしまう。



己と葛藤しつつも、うーんと伸びをして身体を目覚めさせようと思った。





「っ!」




途端、足に激痛が走り私の目は一気に醒める。



…そういや、足の怪我のこと忘れてた。