いつもの定位置。
いつもここに置くのよ。私。
でも、その場所に今はない。
「あれ…最後は、確か…東の連合軍と戦って、シオン将軍と話して…。」
それからるうが来てくれて私は寝た。
その時は?剣持ってた?
え?私どうしたんだったっけ???
「や…ヤバい!!!」
剣がないのは非常事態です!!!
服よりまずい。さすがに丸腰で城を出るのは…あまりにも無防備すぎる。
「戦場に忘れた…?いや、今まで私そんなミスしたことないけど…。でも実際ない…し。」
事実確認が必要です。
大至急るうを探しましょう。
あの時私の側にいたるうなら、何か知ってるかもしれない。
「…街って、どの街だろう。」
でも追放指令が出されてる私が、国を彷徨くのは流石にまずいのか。
どうしようー!!!
「…あら、リン?」
救世主。
ママとアルが散歩に出ていたのか帰って来た。
「ママ!るうどこ行ったの!?」
「ルイならハルと数日前から街に行ってるじゃない。そんなに慌ててどうしたの…?」
「私の剣がないの…。」
ママとアルも驚いて、一緒に探してくれた。
しかし城から発見されることはなく。
「とりあえずもう一回思い出しながら一人で探してみる…。るういつ帰ってくるか知らない?」
「確か今日の夜には戻るんじゃなかったかしら。」
「ありがとー。」
「あ、旅のためのお洋服を買ってきたの!」
「そうなの!?私自分で準備しちゃったよ!?」
一着を無造作に突っ込んだだけですが。
でも、ママが選んだ服って旅行の時を思い出すけど大丈夫だろうか?

