翌日アレンデール国中に発布された。
アレンデール姫…即ち私の、その罪と処罰。
罪は言わずもがな和睦条約中のセザール王国への謀反と、パルマ襲撃の罪。
それに対しての、国外追放という処罰。
セザールの一件だけならば、悲しんで憤って異議を申し立てた人もいるだろうけど。
ここで私の策が見事にハマり、パルマの件が上乗せされたことで特に問題なく民たちに受け入れられた。
そんな発布がされて、数日間私は部屋に引き篭もっていた。
民や城の人達もいつ出て行くんだと思っていることだろうな。
「…よし。読み終わったー…。」
最後の一冊をパタンと閉じて。
未だアレンデールの城で、一人で過ごしているんだけど。私ももう流石に出発せねばと焦っています。
目的は今、達成されました!!!
なので今日からもういつでも飛び立てることは決まったんですが、本を読み続けていただけの私は何の準備もしていないんですよね。はい。
いつものことです。すみません。頑張って早く支度します。
「ママー!私の荷物…って、あれ?」
ママがいつもいるだろう広間に来てみたが姿がない。アルもいない。
ハルとるうは最近忙しくしていて、どこかの街へ数日前に二人でふらっと出掛けたまま戻っていない。
「るうもいないし、詰んでるな。」
いやいや、甘えるな。私。
一人で準備しよう。まずは服数日分!そして剣!それだけあれば何とかなる!!!
水と食糧はその辺でなんとかしよう。
「服服…うわ、意外と嵩張るな。とりあえず洗い替えだけでいっかー。」
衣類を詰め込んで。
そして大事な剣。
「あ、あれ?…剣が、ない…?」

