花隠し



「!姉さん、大丈夫ですか」



すぐに気づいた守助がそばに寄ってくる。



その隙をついて実里の手を引っ張った。



諦めるわけないでしょ。



「す、みれ」



驚いたようにこぼす実里に目で笑いかける。



守助の横をすり抜けていく。



とにかく行かなければ。



どんな結末が待っていようと。