「好き。好きです、姉さん。 他の誰にも…神様にだって見えない場所に隠しちまいたい」 守助は笑っていた。 子どものような 無垢で、一匙の残酷さを纏いながら。 ねぇ守助 「俺の 強くて 優しくて かわいらしい 俺だけの、姉さん」 あなたには、私がどんなふうに見えているの?