「んもおおお、なんなの」 「なにがです」 「私の弟かわいい。幸せ。死んでもいい」 「死んだら許しませんので死なんでください」 鼻血が止まり、ふんわりと漂っていた鉄の匂いが優しいものへと変わった。 守助に抱きしめられる。 私の存在を焼き付けるような腕の強さに幸せな息の詰まりを感じた。