花隠し



「おはよう。もう少しでご飯できるって」


「そうですか」


「朝から焼き鯖だよ〜。うれしいねぇ」



婆やがこしらえてくれるご飯は絶品で、いつも気分良く朝を迎えられている。



守助はどうかな。



昔に比べたら、朝が怖いと思わなくなっているかな。



ちらりと横を見れば重なる視線。



目が合うだけでうれしくて、デレデレと笑ってしまう弟バカな姉である。