「学院長先生…」
「な、何?ベルカちゃん…」
「今、言いましたね?」
「え?」
「アスミ、フウカ、聞きましたね?」
「えぇ。聞きました」
「確かに聞きました」
うんうん、と頷くアスミとフウカ。
「わ、私何か変なこと言った…?」
…あーあ。
シルナの奴、馬鹿だなー。
もう、俺知らないからな。
この新聞部メンバーに、とんでもないエサを与えてしまった。
「『何でも聞いてくれて良いよ』。そう言いましたね?」
「…!」
…言ってたな。
「い、い…言ったっけ?」
「言いました」
「言いました」
「言いました」
新聞部、ジェットストリーム「言いました」。
ちなみに、俺も聞いた。
「そして学院長に二言はありません!」
「一度言ったことは守りましょう、って前の集会でも言ってましたもんね!」
「今こそ有言実行のときです!学院長!」
「え、あ、え」
時、既に遅し。
口は災いの元と、よく言ったもんだな。
生徒の手前…自分が言ったことは、ちゃんと守らないとな。
やっぱりさっきの嘘です、は通用しない。
一度「何でも聞いてくれて良いよ」と言ったのだから、そりゃあ守らないと。
「うぐっ…!君達、なんて耳聡い…!さすが新聞部…!」
「我ら、誇り高き新聞部!」
「我らあるところに特ダネあり!」
「舐めてもらっては困ります!」
頼もしいことこの上ない三人組だ。
しかも、そこに新入部員入ったんだろ?
この三人の魂を受け継ぐ新入部員…。今から恐ろしくて仕方ないな。
「な、何?ベルカちゃん…」
「今、言いましたね?」
「え?」
「アスミ、フウカ、聞きましたね?」
「えぇ。聞きました」
「確かに聞きました」
うんうん、と頷くアスミとフウカ。
「わ、私何か変なこと言った…?」
…あーあ。
シルナの奴、馬鹿だなー。
もう、俺知らないからな。
この新聞部メンバーに、とんでもないエサを与えてしまった。
「『何でも聞いてくれて良いよ』。そう言いましたね?」
「…!」
…言ってたな。
「い、い…言ったっけ?」
「言いました」
「言いました」
「言いました」
新聞部、ジェットストリーム「言いました」。
ちなみに、俺も聞いた。
「そして学院長に二言はありません!」
「一度言ったことは守りましょう、って前の集会でも言ってましたもんね!」
「今こそ有言実行のときです!学院長!」
「え、あ、え」
時、既に遅し。
口は災いの元と、よく言ったもんだな。
生徒の手前…自分が言ったことは、ちゃんと守らないとな。
やっぱりさっきの嘘です、は通用しない。
一度「何でも聞いてくれて良いよ」と言ったのだから、そりゃあ守らないと。
「うぐっ…!君達、なんて耳聡い…!さすが新聞部…!」
「我ら、誇り高き新聞部!」
「我らあるところに特ダネあり!」
「舐めてもらっては困ります!」
頼もしいことこの上ない三人組だ。
しかも、そこに新入部員入ったんだろ?
この三人の魂を受け継ぐ新入部員…。今から恐ろしくて仕方ないな。


