「…貴様、寝返った挙げ句、私の前に姿を表すとは」
…随分酷いことを言う。
心外だ。
「そこまで薄情じゃありませんよ、僕は」
お互い、利用し合うだけの関係だった。
それでも、一度は手を組んだ者同士。
けじめくらいは、自分の手でつける。
ほら、僕不死身じゃん?
それに。
「シルナ・エインリーには、恩がありますし」
彼が僕の精神世界を開き、互いに再会することが出来た。
ついでに、イーニシュフェルト魔導学院という居場所を、僕にくれた。
だから、その恩を返す。
けじめをつけ、恩も返す。
一石二鳥とはこのこと。
問題は、ヴァルシーナが僕より強いって点だが。
そこは、大した問題ではない。
どうせ不死身なんだから、何回やられたって大丈夫。
いつかは勝てるだろ。多分。
何の問題もな、
「…ルーチェス・ナジュ・アンブローシア」
「はい?」
「私は、お前の悲願を叶えることが出来る」
「…はい?」
新たな問題発生。
今あなた、何て言った?
…随分酷いことを言う。
心外だ。
「そこまで薄情じゃありませんよ、僕は」
お互い、利用し合うだけの関係だった。
それでも、一度は手を組んだ者同士。
けじめくらいは、自分の手でつける。
ほら、僕不死身じゃん?
それに。
「シルナ・エインリーには、恩がありますし」
彼が僕の精神世界を開き、互いに再会することが出来た。
ついでに、イーニシュフェルト魔導学院という居場所を、僕にくれた。
だから、その恩を返す。
けじめをつけ、恩も返す。
一石二鳥とはこのこと。
問題は、ヴァルシーナが僕より強いって点だが。
そこは、大した問題ではない。
どうせ不死身なんだから、何回やられたって大丈夫。
いつかは勝てるだろ。多分。
何の問題もな、
「…ルーチェス・ナジュ・アンブローシア」
「はい?」
「私は、お前の悲願を叶えることが出来る」
「…はい?」
新たな問題発生。
今あなた、何て言った?


