彼女のことを話しましょうか。
彼女は…僕がまだ五歳くらいだったときに、契約したんです。
僕はそのとき、彼女が冥界からやって来た魔物だってことを知りませんでした。
でも、そんなのどうでも良いと思いません?
あなたもそうでしょう?
あなたの大好きな二十音・グラスフィアの中にも、えげつないのがいるそうですけど。
そんなの関係なく、あなたは二十音さんを愛してるでしょう?
僕もそうでした。彼女が魔物だと知っても、僕達の愛の中には、ほんの些細なことでしかなかったんです。
彼女のことを紹介しましょうか。
聞きたくないかもしれませんけど、聞いてやってください。
彼女は…冥界では、最上位の魔物だったそうです。
吐月さんの契約しているベルフェゴールも、同じでしたね。
でも彼女は、更に格が上でした。
最上位って何なんだよ、って思いますよね。
とにかく、僕の召喚魔は、ベルフェゴールさんよりも更に格上でした。
あなたなら、もう薄々気づいてるんじゃないですか?
そう、あなたの考えてる通りです。
僕の召喚魔の名は、リリス。
別名、『冥界の女王』。
何故彼女が女王なのかも、もう分かりますよね。
そうです。その通り。
彼女は、不老不死の魔物だったんです。
彼女は…僕がまだ五歳くらいだったときに、契約したんです。
僕はそのとき、彼女が冥界からやって来た魔物だってことを知りませんでした。
でも、そんなのどうでも良いと思いません?
あなたもそうでしょう?
あなたの大好きな二十音・グラスフィアの中にも、えげつないのがいるそうですけど。
そんなの関係なく、あなたは二十音さんを愛してるでしょう?
僕もそうでした。彼女が魔物だと知っても、僕達の愛の中には、ほんの些細なことでしかなかったんです。
彼女のことを紹介しましょうか。
聞きたくないかもしれませんけど、聞いてやってください。
彼女は…冥界では、最上位の魔物だったそうです。
吐月さんの契約しているベルフェゴールも、同じでしたね。
でも彼女は、更に格が上でした。
最上位って何なんだよ、って思いますよね。
とにかく、僕の召喚魔は、ベルフェゴールさんよりも更に格上でした。
あなたなら、もう薄々気づいてるんじゃないですか?
そう、あなたの考えてる通りです。
僕の召喚魔の名は、リリス。
別名、『冥界の女王』。
何故彼女が女王なのかも、もう分かりますよね。
そうです。その通り。
彼女は、不老不死の魔物だったんです。


