☆☆☆
それから私達はのんびりとジュースを飲んで談笑してからベンチを立った。
公園の外へ出ると同じ制服姿の生徒たちが行き交う時間になっている。
「今ハマッてる動画配信者がいてさ、○○っていうんだけど」
「あ、その人知ってる! 私も見てるよ」
「明日配信日じゃん? 楽しみだよねぇ」
花乃とイジメ以外の話でこれほど盛り上がることも久しぶりだった。
会話とはいえば教室外でこっそりとしかできていなかったから、互いの趣味の話なんてする時間はなかった。
でもこうして知らない間にも共通の好きなものができていたことがとても嬉しい。
やっぱり私達は気の合う友達同士なんだと感じることができるから。
教室までの道のりで話すのはとても短すぎて、クラスが見えてきた時には残念な気持ちになってしまった。
だけどもう、教室内で生徒たちの目を気にする必要はないんだ。
好きなときに花乃と会話を楽しむことができるんだ。
そう思うと、心が明るく晴れ渡っていくみたいだ。
そんな私の気持ちとは裏腹に、教室へ入った途端に張り詰めた空気が肌に絡みついてきた。
最近この感じをよく覚える。
それから私達はのんびりとジュースを飲んで談笑してからベンチを立った。
公園の外へ出ると同じ制服姿の生徒たちが行き交う時間になっている。
「今ハマッてる動画配信者がいてさ、○○っていうんだけど」
「あ、その人知ってる! 私も見てるよ」
「明日配信日じゃん? 楽しみだよねぇ」
花乃とイジメ以外の話でこれほど盛り上がることも久しぶりだった。
会話とはいえば教室外でこっそりとしかできていなかったから、互いの趣味の話なんてする時間はなかった。
でもこうして知らない間にも共通の好きなものができていたことがとても嬉しい。
やっぱり私達は気の合う友達同士なんだと感じることができるから。
教室までの道のりで話すのはとても短すぎて、クラスが見えてきた時には残念な気持ちになってしまった。
だけどもう、教室内で生徒たちの目を気にする必要はないんだ。
好きなときに花乃と会話を楽しむことができるんだ。
そう思うと、心が明るく晴れ渡っていくみたいだ。
そんな私の気持ちとは裏腹に、教室へ入った途端に張り詰めた空気が肌に絡みついてきた。
最近この感じをよく覚える。



