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それからも休憩時間のたびに嫌がらせが続いたため、今朝アプリを使ったことはすっかり忘れてしまっていた。
4時間目の授業で科学室に移動したとき、やけに緊張した表情の花乃と自然がぶつかって思い出したくらいだ。
科学の授業では大きなテーブルを男女6人で囲んで実験をする。
高校にもなるとちょっと危険な薬物の使用もするので、ふざける生徒はいなかった。
美羽たちも今のところは大人しく実験しているようで、ホッとした。
やっぱりあのアプリは嘘を並べているだけで、本当に通知にあったようなことが起こるわけがないんだ。
わかっていたことなのに緊張していた自分がいておかしくなる。
授業もスムーズに進んでいって、片付けの時間になった。
チラリと花乃を見るとなにも起こらないことを不思議がっているように見えた。
ここでなにも起こらなければ花乃だってあのアプリが嘘だったとわかるはずだ。
そのあとで消去すればいい。
そう思っていたのだけれど……。
ほとんどの片付けを終えたとき、美羽が茶色いビンを持ってこちらへ歩いてくるのが見えた。
片付けるのだろうかと思っていたが、そのビンには蓋がされていないようだ。
そして美羽の視線はこちらへ向いている。
それからも休憩時間のたびに嫌がらせが続いたため、今朝アプリを使ったことはすっかり忘れてしまっていた。
4時間目の授業で科学室に移動したとき、やけに緊張した表情の花乃と自然がぶつかって思い出したくらいだ。
科学の授業では大きなテーブルを男女6人で囲んで実験をする。
高校にもなるとちょっと危険な薬物の使用もするので、ふざける生徒はいなかった。
美羽たちも今のところは大人しく実験しているようで、ホッとした。
やっぱりあのアプリは嘘を並べているだけで、本当に通知にあったようなことが起こるわけがないんだ。
わかっていたことなのに緊張していた自分がいておかしくなる。
授業もスムーズに進んでいって、片付けの時間になった。
チラリと花乃を見るとなにも起こらないことを不思議がっているように見えた。
ここでなにも起こらなければ花乃だってあのアプリが嘘だったとわかるはずだ。
そのあとで消去すればいい。
そう思っていたのだけれど……。
ほとんどの片付けを終えたとき、美羽が茶色いビンを持ってこちらへ歩いてくるのが見えた。
片付けるのだろうかと思っていたが、そのビンには蓋がされていないようだ。
そして美羽の視線はこちらへ向いている。



