悪事通報アプリ

今日もまた5時間目が終わった頃に交通事故の連絡が入ってくるんだろうか。

同じクラスで登校してきていない3人が事故に遭ったことで、さすがの先生も注意喚起くらいしてくるかもしれない。

それでも交通時の通知がなくならなかったらどうしよう?
次は誰を選んだらいいんだろう?

わからなくて体が小刻みに震え始めた。
これはただの偶然?

それとも……。
「余計なことを考えるのはやめようよ。このアプリがあれば大丈夫なんだから」

花乃が私の手を握りしめてくる。
「……そうだね。考えないようにしよう」
私は誰かに命を狙われているかもしれない。

その考えを強制的に頭の奥の方へと追いやったのだった。