後ろ姿とはいえ美羽と蒼だとわかるし、美羽が蒼を突き落としたようにしか見えない。 それを見た瞬間美羽の顔がサッと青ざめた。 「これ……」 「ばらまかれたくなかったら、私達と仲良くしてよ」 私は美羽の耳元でそう囁くと、花乃とふたりで笑いながら教室を出たのだった。