だから余計に緊張してしまい、手にはじっとりと汗が滲んできていた。
黒板の上にかけられている時計に視線を向けてみると、あと10分でホームルームが始まる時間になっていた。
晴希は朝は来ないのかもしれない。
と思うけれど、安心はできない。
あの出来事は絶対に起こることだし、それがホームルーム中や授業中じゃないとは言い切れないからだ。
やはり気を抜くことはできない。
そう思っていたときだった。
教室に足音が聞こえてきたかと思うと、開け放たれたドアから晴希が入ってきた。
その目は血走り、教室の中を見回したかと思うとまっすぐにこちらへ向けて歩いてきた。
右手がズボンのポケットに入れられて、目の前にやってくるまでに握りしめたカッターナイフが取り出されていた。
来た!
咄嗟に身構えて椅子から立ち上がる。
花乃も私の横へと駆け寄ってきた。
「なんでお前なんかと仲良くするんだ。約束したのに。俺を議員にしてくれるって言うから、美羽の言いなりになってたのによぉ!!」
晴希が叫びながらカッターナイフを振り上げた。
黒板の上にかけられている時計に視線を向けてみると、あと10分でホームルームが始まる時間になっていた。
晴希は朝は来ないのかもしれない。
と思うけれど、安心はできない。
あの出来事は絶対に起こることだし、それがホームルーム中や授業中じゃないとは言い切れないからだ。
やはり気を抜くことはできない。
そう思っていたときだった。
教室に足音が聞こえてきたかと思うと、開け放たれたドアから晴希が入ってきた。
その目は血走り、教室の中を見回したかと思うとまっすぐにこちらへ向けて歩いてきた。
右手がズボンのポケットに入れられて、目の前にやってくるまでに握りしめたカッターナイフが取り出されていた。
来た!
咄嗟に身構えて椅子から立ち上がる。
花乃も私の横へと駆け寄ってきた。
「なんでお前なんかと仲良くするんだ。約束したのに。俺を議員にしてくれるって言うから、美羽の言いなりになってたのによぉ!!」
晴希が叫びながらカッターナイフを振り上げた。



