「でもやっぱりこの部屋で過ごしたいかも」
「遠慮してる?」
「ううん。逆にわがまま言っちゃうかも」
「どんなこと?」
「あのね、ツキくんが小説書いてるところ見てたいなって」
「…それだけ?」
「うん。だめ?やっぱり集中できない?」
「そんなことないけど。書き始めたらあんま喋ったりできないしスズは退屈かもよ」
「ツキくんにとって一番大切なことなんでしょ?小説を書くって。その大切な時間の中にスズも居たい」
「かわいーね」
「何がっ…」
軽く触れるだけのキスをツキくんがスズのくちびるにくれた。
何回繰り返しても心臓が慣れない。
ツキくんの素肌に触れるたびにちょっとずつスズの心臓は死んでいく。
スズが一番望んでいる死に方かもしれない。
「スズ自身が俺の小説の一部みたいだね」
「素敵」
「後付けだけどね。分かった。スズちゃんの願いを叶えてあげましょー」
「あはは。変な言い方」
もうすっかり目が覚めたのか、ツキくんの口調はしっかりしている。
布団の中で大きく背伸びをするもんだから
ブランケットも全部ツキくんのほうに引っ張られてしまった。
「ごめん」って笑いながら掛け直そうとしてくれるツキくんに抱きついてみる。
ダイレクトに体温を奪っていくスズを
ツキくんは拒否しないでいてくれた。
「遠慮してる?」
「ううん。逆にわがまま言っちゃうかも」
「どんなこと?」
「あのね、ツキくんが小説書いてるところ見てたいなって」
「…それだけ?」
「うん。だめ?やっぱり集中できない?」
「そんなことないけど。書き始めたらあんま喋ったりできないしスズは退屈かもよ」
「ツキくんにとって一番大切なことなんでしょ?小説を書くって。その大切な時間の中にスズも居たい」
「かわいーね」
「何がっ…」
軽く触れるだけのキスをツキくんがスズのくちびるにくれた。
何回繰り返しても心臓が慣れない。
ツキくんの素肌に触れるたびにちょっとずつスズの心臓は死んでいく。
スズが一番望んでいる死に方かもしれない。
「スズ自身が俺の小説の一部みたいだね」
「素敵」
「後付けだけどね。分かった。スズちゃんの願いを叶えてあげましょー」
「あはは。変な言い方」
もうすっかり目が覚めたのか、ツキくんの口調はしっかりしている。
布団の中で大きく背伸びをするもんだから
ブランケットも全部ツキくんのほうに引っ張られてしまった。
「ごめん」って笑いながら掛け直そうとしてくれるツキくんに抱きついてみる。
ダイレクトに体温を奪っていくスズを
ツキくんは拒否しないでいてくれた。



