「おーい、スズ?どーしたん?鍵、開いてるよ」
「ごめんー!ツキくんがあんまりかっこいいもんだから見惚れてた!」
「なーに言ってんの。早く上がっておいで」
「うん。おじゃまします」
今日もツキくんのおうちには
ご両親は居ない。
静かなこの家でツキくんは毎日何を考えて暮らしているのだろう。
大半はきっと小説のこと。
その中にちょっとでもスズが入り込む隙があればいいのに。
そしたらスズはツキくんに寂しい思いなんてさせないよ。
おいしいものを食べて二人でおいしいねって笑って、
好きな映画や音楽を交換し合って、
小説をパソコンのキーボートで打ち込むあなたの指をきれいだねって眺めていたい。
そんな毎日って、ツキくんにとっては難しいらしい「傑作を書く」っていう夢よりもずっと、
ずっと、ずーっと遠くて難しい夢みたいに思えてくるんだ。
「ごめんー!ツキくんがあんまりかっこいいもんだから見惚れてた!」
「なーに言ってんの。早く上がっておいで」
「うん。おじゃまします」
今日もツキくんのおうちには
ご両親は居ない。
静かなこの家でツキくんは毎日何を考えて暮らしているのだろう。
大半はきっと小説のこと。
その中にちょっとでもスズが入り込む隙があればいいのに。
そしたらスズはツキくんに寂しい思いなんてさせないよ。
おいしいものを食べて二人でおいしいねって笑って、
好きな映画や音楽を交換し合って、
小説をパソコンのキーボートで打ち込むあなたの指をきれいだねって眺めていたい。
そんな毎日って、ツキくんにとっては難しいらしい「傑作を書く」っていう夢よりもずっと、
ずっと、ずーっと遠くて難しい夢みたいに思えてくるんだ。



