あれから二週間が過ぎた。
十二月の割には極寒というほどでもない毎日を過ごしている。
厚手のコートは必須になったけれど、
マフラーや手袋は無くても平気だった。
美桜ちゃん達と話をして、少し経った頃。
学校で会っているし、
頻繁に連絡を取り合っているわけではなかったけれど、
「おはよう」や「おやすみ」は欠かさなかったツキくんからのメッセージが
ぱったりと止まった。
学校で顔を合わせても、元気があるようには見えなくて、
なんとなく話しかけることを躊躇してしまう雰囲気だった。
あと数日で冬休みに入る。
そしたらこうやって学校で当たり前に顔を合わせることもできなくなる。
変な雰囲気のまま会えなくなるのは嫌だから
昼休み、しろちゃんに背中を押してもらって、
ツキくんにメッセージを送った。
「明日のお休み、何してる?小説?」
すぐに既読マークがついた。
なんだ…。
スマホを触る余裕はあるんだ。
…そりゃそうか。
「てかさ。メッセージ送ることにすら未だにうじうじしてんの?クラスだって同じだし、話し合い乗り越えて強くなったんじゃないのかよー」
「だぁーって…なんか雰囲気が…」
「それで何が″ツキくんを守る″よ」
「しろちゃんのいじわるっ!」
言い合っているスズの手のひらの中で
スマホが震えた。
ツキくんからの返信。
「小説なんか書かない」
心臓が痛いくらい、軋んだ感覚がした。
あー、どうしよう。
思っていたよりも深刻な展開かもしれないよ…。
十二月の割には極寒というほどでもない毎日を過ごしている。
厚手のコートは必須になったけれど、
マフラーや手袋は無くても平気だった。
美桜ちゃん達と話をして、少し経った頃。
学校で会っているし、
頻繁に連絡を取り合っているわけではなかったけれど、
「おはよう」や「おやすみ」は欠かさなかったツキくんからのメッセージが
ぱったりと止まった。
学校で顔を合わせても、元気があるようには見えなくて、
なんとなく話しかけることを躊躇してしまう雰囲気だった。
あと数日で冬休みに入る。
そしたらこうやって学校で当たり前に顔を合わせることもできなくなる。
変な雰囲気のまま会えなくなるのは嫌だから
昼休み、しろちゃんに背中を押してもらって、
ツキくんにメッセージを送った。
「明日のお休み、何してる?小説?」
すぐに既読マークがついた。
なんだ…。
スマホを触る余裕はあるんだ。
…そりゃそうか。
「てかさ。メッセージ送ることにすら未だにうじうじしてんの?クラスだって同じだし、話し合い乗り越えて強くなったんじゃないのかよー」
「だぁーって…なんか雰囲気が…」
「それで何が″ツキくんを守る″よ」
「しろちゃんのいじわるっ!」
言い合っているスズの手のひらの中で
スマホが震えた。
ツキくんからの返信。
「小説なんか書かない」
心臓が痛いくらい、軋んだ感覚がした。
あー、どうしよう。
思っていたよりも深刻な展開かもしれないよ…。



