「鈴芽ちゃん。新城はこんなんだよ。これからはきっと地獄だよ」
「スズはバカだから。ツキくんが遠くに離れないでいてくれるのなら地獄でも気づかないから」
「きっしょ。本物の脳死だね」
「ツキくんの中から小説は奪えない。失くしちゃいけないって思ってる。一番本当の、正しいツキくんでいられる形がそれなら」
「正しくなんかないでしょ。人をこんな風に扱うんだよ」
「そうやってなりふり構ってらんなくても、小説が在る自分のことしかツキくんが愛せないのならスズはスズの全部を賭けて守るよ。小説に勝とうなんて思わない。ツキくんには才能がある。凄いの。スズは誰よりも、世界で一番ツキくんの小説を愛してる。だからツキくんには他のものに最低になったって、ヴィランを演じ続けたって、小説のことだけは信じて貫いてくれなきゃスズだって困る。スズはツキくんの二番目でもいいんだよ。小説のことが一番大切で、それしか考えられない日が続いてもそばに…」
「バカじゃないの?」
「もう…分かってるから、そんなに何回も言われなくてもスズは…」
「違うよ。鈴芽ちゃん、本気で言ってんの?一番大切なら貫き通せって。周りにどう思われたって、他人を蔑ろにして自分の信念だけ押し通して、本物のヴィランになったってそのままで生きろ続けろって、それが鈴芽ちゃんにとっての本当の愛なの?」
「愛だからだよ。愛だから信じてるし、ツキくんにだって自分は凄いんだって信じててほしいんだよ」
「鈴芽ちゃんって満腹中枢が壊れてるタイプの人?」
「どういうこと…」
「お腹いっぱいだって、もう食べきれないって言ってんのに与えられ続けたら気持ち悪くない?花だって水を与え過ぎたら根腐れするんだよ。新城がもうしんどいんだって、自分はダメだって泣いてしまいたい時も自分を信じろって、あなたは凄いんだって光ばっかり与え続けるの?」
「そしたらスズを思い出してくれればいい。スズのそばになら泣ける場所があるんだって知っててほしい。また自分を信じられるようになるまで一緒に居るから…」
「スズはバカだから。ツキくんが遠くに離れないでいてくれるのなら地獄でも気づかないから」
「きっしょ。本物の脳死だね」
「ツキくんの中から小説は奪えない。失くしちゃいけないって思ってる。一番本当の、正しいツキくんでいられる形がそれなら」
「正しくなんかないでしょ。人をこんな風に扱うんだよ」
「そうやってなりふり構ってらんなくても、小説が在る自分のことしかツキくんが愛せないのならスズはスズの全部を賭けて守るよ。小説に勝とうなんて思わない。ツキくんには才能がある。凄いの。スズは誰よりも、世界で一番ツキくんの小説を愛してる。だからツキくんには他のものに最低になったって、ヴィランを演じ続けたって、小説のことだけは信じて貫いてくれなきゃスズだって困る。スズはツキくんの二番目でもいいんだよ。小説のことが一番大切で、それしか考えられない日が続いてもそばに…」
「バカじゃないの?」
「もう…分かってるから、そんなに何回も言われなくてもスズは…」
「違うよ。鈴芽ちゃん、本気で言ってんの?一番大切なら貫き通せって。周りにどう思われたって、他人を蔑ろにして自分の信念だけ押し通して、本物のヴィランになったってそのままで生きろ続けろって、それが鈴芽ちゃんにとっての本当の愛なの?」
「愛だからだよ。愛だから信じてるし、ツキくんにだって自分は凄いんだって信じててほしいんだよ」
「鈴芽ちゃんって満腹中枢が壊れてるタイプの人?」
「どういうこと…」
「お腹いっぱいだって、もう食べきれないって言ってんのに与えられ続けたら気持ち悪くない?花だって水を与え過ぎたら根腐れするんだよ。新城がもうしんどいんだって、自分はダメだって泣いてしまいたい時も自分を信じろって、あなたは凄いんだって光ばっかり与え続けるの?」
「そしたらスズを思い出してくれればいい。スズのそばになら泣ける場所があるんだって知っててほしい。また自分を信じられるようになるまで一緒に居るから…」



