スズが提案したことなのに
喫茶店に向かう前にツキくんと待ち合わせしていた場所には
ツキくんが先に着いていて、
そこには中原くんも居た。
「つきみちゃんから連絡もらったんだよ。だったら俺も交ぜてもらおっかなって」
「遊びに行くみたいに言わないでよ!なんで中原くんに連絡したの?」
「俺らも美桜にけじめつけに行くよって中原には言っておきたかったんだ。そしたらついてきちゃった」
「もー…ややこしくなるじゃんかー」
「いーじゃん。もう十分ややこしいんだし」
「中原くんは美桜ちゃんに会いたいだけでしょ!」
「つきみちゃんだって本当は俺と仲直りしたくて連絡してきたんだよなー?」
「中原、調子乗るんなら帰らせるよ?」
「うわっ!すーちゃーんーつきみちゃんが怒ったぁー」
「ざまーみろ」
「ほら、二人とも。さっさと行くよ。俺らが遅刻してたら誠意もクソもないだろ」
「…そうだね」
ツキくんがその場をまとめてくれているのに、
まるでリーダーみたいに中原くんが先頭に立って、
その後ろをスズとツキくんが並んで歩く。
やけに楽しそうな中原くんのせいで
なんだか拍子抜けしちゃうじゃん。
勘弁してほしいよ…。
喫茶店に向かう前にツキくんと待ち合わせしていた場所には
ツキくんが先に着いていて、
そこには中原くんも居た。
「つきみちゃんから連絡もらったんだよ。だったら俺も交ぜてもらおっかなって」
「遊びに行くみたいに言わないでよ!なんで中原くんに連絡したの?」
「俺らも美桜にけじめつけに行くよって中原には言っておきたかったんだ。そしたらついてきちゃった」
「もー…ややこしくなるじゃんかー」
「いーじゃん。もう十分ややこしいんだし」
「中原くんは美桜ちゃんに会いたいだけでしょ!」
「つきみちゃんだって本当は俺と仲直りしたくて連絡してきたんだよなー?」
「中原、調子乗るんなら帰らせるよ?」
「うわっ!すーちゃーんーつきみちゃんが怒ったぁー」
「ざまーみろ」
「ほら、二人とも。さっさと行くよ。俺らが遅刻してたら誠意もクソもないだろ」
「…そうだね」
ツキくんがその場をまとめてくれているのに、
まるでリーダーみたいに中原くんが先頭に立って、
その後ろをスズとツキくんが並んで歩く。
やけに楽しそうな中原くんのせいで
なんだか拍子抜けしちゃうじゃん。
勘弁してほしいよ…。



