「ほんと俺が言うなって感じだけどさ、」
「ほんとにね」
「しろちゃんっ…!」
「スズ。大丈夫だから。綿貫は優しいよ。普通こんな風に面と向かって言ってくれる友達、居ないよ」
「うっさい…」
しろちゃんが照れくさそうな顔をして
そっぽを向いた。
「仲が良ければいいほど、叱ってあげることって怖くなるんだ。今まで良好な関係を築いてきたのに嫌われたらどうしようとか。そんなことも飛び越えて綿貫はスズの為に、俺にだって言ってくれる貴重な存在だよ」
「うん…それはスズもありがとうって思ってるよ。いつも」
「もーいいからっ!だから新城くんはどう思うって?」
「俺はこんなんだけど美桜の感情だって少しは把握してる。美桜はもう俺にもスズにも貸す耳はないって思ってると思うよ。神経逆撫でするだけっていうか…。それはきちんと話をしないまま美桜の善意に甘えて寄り掛かってきた俺の責任だ。けじめもつけないままスズにもいい顔して。それをどのタイミングで反省しようが謝罪しようが美桜に与えた仕打ちは覆せない」
「じゃあ時間が解決するのを待ってろって言うの?そもそもスズは許してもらおうだなんて思ってない。許されない、当たり前だよ。でも美桜ちゃん、中原くんに言ってたんだって。ツキくんともっとちゃんと話せばよかったって。生きてる人間同士なのにお互い逃げて、まるで幽霊同士の恋人みたいだったって。スズは意固地になって美桜ちゃんの言葉を都合よく突っぱねた。自分の気持ちすら感情論でぶつけて…。今話してもスズの中にある感情を重ねるだけになるかもしれない。それでもちゃんと話したいよ。いい加減な気持ちでツキくんを好きになったんじゃないって伝えられたら…」
「ほんとにね」
「しろちゃんっ…!」
「スズ。大丈夫だから。綿貫は優しいよ。普通こんな風に面と向かって言ってくれる友達、居ないよ」
「うっさい…」
しろちゃんが照れくさそうな顔をして
そっぽを向いた。
「仲が良ければいいほど、叱ってあげることって怖くなるんだ。今まで良好な関係を築いてきたのに嫌われたらどうしようとか。そんなことも飛び越えて綿貫はスズの為に、俺にだって言ってくれる貴重な存在だよ」
「うん…それはスズもありがとうって思ってるよ。いつも」
「もーいいからっ!だから新城くんはどう思うって?」
「俺はこんなんだけど美桜の感情だって少しは把握してる。美桜はもう俺にもスズにも貸す耳はないって思ってると思うよ。神経逆撫でするだけっていうか…。それはきちんと話をしないまま美桜の善意に甘えて寄り掛かってきた俺の責任だ。けじめもつけないままスズにもいい顔して。それをどのタイミングで反省しようが謝罪しようが美桜に与えた仕打ちは覆せない」
「じゃあ時間が解決するのを待ってろって言うの?そもそもスズは許してもらおうだなんて思ってない。許されない、当たり前だよ。でも美桜ちゃん、中原くんに言ってたんだって。ツキくんともっとちゃんと話せばよかったって。生きてる人間同士なのにお互い逃げて、まるで幽霊同士の恋人みたいだったって。スズは意固地になって美桜ちゃんの言葉を都合よく突っぱねた。自分の気持ちすら感情論でぶつけて…。今話してもスズの中にある感情を重ねるだけになるかもしれない。それでもちゃんと話したいよ。いい加減な気持ちでツキくんを好きになったんじゃないって伝えられたら…」



