「やめとけば?」
「やめといたほうがいいと思う」
スズを真ん中に置いて、
向かって左にしろちゃん、右にツキくん。
公園のベンチ。
空には折れそうな三日月が浮かんでいる。
そこだけをジッとみていると
ニンマリ笑う何か、みたいだった。
十九時をとっくに過ぎていて、
秋も終わろうとしている季節の夜はさすがに寒い。
三人ともかじかむ指先を守るみたいに
ポケットから手を出そうとはしなかった。
「急に呼び出したと思ったら。てかなんでうちらなの」
中原くんと昼休みに話したスズは、
一人で勝手に決意していた。
美桜ちゃんともちゃんと話をしようって。
ツキくんは当事者も当事者だし、
しろちゃんにも散々相談に乗ってもらったから報告がしたくて
放課後に三人で会いたいってお願いしたんだけど、
ツキくんはずっとすっぽかしていた、たんまりと溜まってしまっていた数学の課題(ツキくんってば本当に文系だ)、
しろちゃんは、しろママとの約束があって、
それでも十九時を過ぎた頃に二人とも学校の近くの公園に来てくれた。
そんな二人に美桜ちゃんと話がしたいって告げたらこの反応。
二人とも賛成してくれなかった。
「やめといたほうがいいと思う」
スズを真ん中に置いて、
向かって左にしろちゃん、右にツキくん。
公園のベンチ。
空には折れそうな三日月が浮かんでいる。
そこだけをジッとみていると
ニンマリ笑う何か、みたいだった。
十九時をとっくに過ぎていて、
秋も終わろうとしている季節の夜はさすがに寒い。
三人ともかじかむ指先を守るみたいに
ポケットから手を出そうとはしなかった。
「急に呼び出したと思ったら。てかなんでうちらなの」
中原くんと昼休みに話したスズは、
一人で勝手に決意していた。
美桜ちゃんともちゃんと話をしようって。
ツキくんは当事者も当事者だし、
しろちゃんにも散々相談に乗ってもらったから報告がしたくて
放課後に三人で会いたいってお願いしたんだけど、
ツキくんはずっとすっぽかしていた、たんまりと溜まってしまっていた数学の課題(ツキくんってば本当に文系だ)、
しろちゃんは、しろママとの約束があって、
それでも十九時を過ぎた頃に二人とも学校の近くの公園に来てくれた。
そんな二人に美桜ちゃんと話がしたいって告げたらこの反応。
二人とも賛成してくれなかった。



