「ツキくんそれは違うよ」
「違うって?」
「苦しくても書くんだよ。苦しさでもいいから書くんだよ。小説を書けないスズが言ったって説得力なんかないけどさ。ツキくんとスズがしてしまったことを綺麗事で正当化もできないけど…書いて書いて、いつかおんなじ経験をした人が何かを思って変われるチャンスがあるのなら…きっと無駄なんかじゃない…ってこれも綺麗事だね…」
「ありがと。俺は俺を許しちゃいけないと思うし美桜への罪の意識も忘れない。クズでも小説は続けるよ。全部小説への言い訳にしてしまった。小説をもっと苦しいものにしてしまった。その重みも抱えて、俺はいつか作家になってみせる。汚くて…どんなにダサくても…。あのさ、スズ。最低ついでにもっと最低なこと、暴露してもいい?」
「もう何聞いてもあんまり驚かないよ」
「俺はこの先、きっとスズと恋愛はしない」
「恋愛?」
「よく分かったよ。どれだけ求められても支えられても俺には恋愛をしてる余裕なんてない。きっとまた繰り返して傷つけるだけだ。だから」
「それでもいいって言ったら?」
「え?」
「違うって?」
「苦しくても書くんだよ。苦しさでもいいから書くんだよ。小説を書けないスズが言ったって説得力なんかないけどさ。ツキくんとスズがしてしまったことを綺麗事で正当化もできないけど…書いて書いて、いつかおんなじ経験をした人が何かを思って変われるチャンスがあるのなら…きっと無駄なんかじゃない…ってこれも綺麗事だね…」
「ありがと。俺は俺を許しちゃいけないと思うし美桜への罪の意識も忘れない。クズでも小説は続けるよ。全部小説への言い訳にしてしまった。小説をもっと苦しいものにしてしまった。その重みも抱えて、俺はいつか作家になってみせる。汚くて…どんなにダサくても…。あのさ、スズ。最低ついでにもっと最低なこと、暴露してもいい?」
「もう何聞いてもあんまり驚かないよ」
「俺はこの先、きっとスズと恋愛はしない」
「恋愛?」
「よく分かったよ。どれだけ求められても支えられても俺には恋愛をしてる余裕なんてない。きっとまた繰り返して傷つけるだけだ。だから」
「それでもいいって言ったら?」
「え?」



