もう一度

どんどん教室にいる人の人数が増えていき、ひそひそした声も増えていく。

知られたくないわけではないけど、まだ返答に迷ってるのに騒がれても困る。

そう考えていたとき、助け舟のチャイムが鳴り響いた。

ふと目を向けた窓側の3列目、天川の席には誰も座っていない。

昨日、具合が悪そうだったから休んだんだろう。

担任が入ってきて、朝のホームルームが始まる。