もう一度

「ありがとう。」

そういえばお礼を言うのを忘れていた。

授業が遅れてまで付き添ってくれたから、お礼は必須だ。
「いや、明らかに具合悪そうだったから。」

お礼を言われて照れているのか、顔をそっぽに向けた。

見たことない顔に心臓がきゅんと音をたてる。