もう一度

この数メートルで一気にだるさが増した。

今すぐ座り込みたい。どくどくと嫌な音を立てる心臓から気をそらしながらなんとか階段までたどり着く。

するとふっと気が抜けて倒れ込むような形で階段に足をついた。

「天川……!」