──翌日から朝香の日常は大きく変わった。
昨日の学校の帰り道のことだ。以前、朝香をいじめていたクラスメイト四人が運転操作を誤ったトラックに惹かれて死んでしまったのだ。
さらに優菜も原因不明の心臓発作で亡くなったと担任からクラスの全員に伝えられた。
(すごい、花子ちゃんのお陰だ)
「朝香ちゃん嬉しい?」
朝香が嬉しそうに頷いて、ほほ笑むのを見ながら朝香の隣にぴったりと寄りそっている花子は三日月の目を細める。
朝香は昨日、花子と友達になったばかりだが、花子の姿は朝香にしか見えておらず、また声も朝香にしか聞こえないのだ。
「朝香ちゃん、ずっと一緒」
その声に朝香は大きな目を細め、小声で返事をする。
「……うん、ずっと友達」
※※
そして放課後になり朝香が教室から出て廊下を歩き出した時だった。朝香は同じクラスの雪乃から声をかけられた。
「あの……朝香ちゃん」
「え? 雪乃ちゃん、どうしたの?」
「ちょっとこっち……」
雪乃は朝香を人目に付かない廊下の端に誘導すると、申し訳差なそうな顔をしながらすぐに頭を下げた。
「ごめんなさいっ」
「え……?」
昨日の学校の帰り道のことだ。以前、朝香をいじめていたクラスメイト四人が運転操作を誤ったトラックに惹かれて死んでしまったのだ。
さらに優菜も原因不明の心臓発作で亡くなったと担任からクラスの全員に伝えられた。
(すごい、花子ちゃんのお陰だ)
「朝香ちゃん嬉しい?」
朝香が嬉しそうに頷いて、ほほ笑むのを見ながら朝香の隣にぴったりと寄りそっている花子は三日月の目を細める。
朝香は昨日、花子と友達になったばかりだが、花子の姿は朝香にしか見えておらず、また声も朝香にしか聞こえないのだ。
「朝香ちゃん、ずっと一緒」
その声に朝香は大きな目を細め、小声で返事をする。
「……うん、ずっと友達」
※※
そして放課後になり朝香が教室から出て廊下を歩き出した時だった。朝香は同じクラスの雪乃から声をかけられた。
「あの……朝香ちゃん」
「え? 雪乃ちゃん、どうしたの?」
「ちょっとこっち……」
雪乃は朝香を人目に付かない廊下の端に誘導すると、申し訳差なそうな顔をしながらすぐに頭を下げた。
「ごめんなさいっ」
「え……?」



