丸夫くんが一体なんだっていうのかな? あの場所にはいなかったし、一緒に行ったわけでもない。
野村くんたちにあんなひどいことをしたのは、丸夫くんなのかな? いや、あんなこと人間にできるわけない。なら呪われた? お化けに? いや、丸夫くんに?
「美里~、電話よ」
階下からお母さんの呼ぶ声がした。まだスマホを持っていない私は、家電でしか連絡手段がない。Switch2でもいいんだけどなぁ。私は階段下の家電に出た。
「はい、もしもし」
「美里ちゃん!」
「まりちゃん?」
電話に出るとすぐに、まりちゃんの焦った声が聞こえた。
「たいへんなの! すぐに来て!」
「え…… え?」
「すぐに来て!」
「ちょ、ちょっと待ってよ。いきなりどうしたの?」
「いいから早く? 3丁目の『こども公園』ね!」
そういうと勝手に電話を切られてしまった。
「なんなの?」
私は受話器を見つめることしかできなかった。
お母さんにすぐ戻るからと言って、急いで家を出た。まだ8時前だったけど、子供が出歩いていい時間帯じゃない。お巡りさんに見つかったら、補導されちゃう。幸い『こども公園』はすぐ近くだ。走って5分くらい。街灯もあるし、ちょっとくらいなら大丈夫。私は全速力で走って、すぐに公園に着いた。
「まりちゃん?」
野村くんたちにあんなひどいことをしたのは、丸夫くんなのかな? いや、あんなこと人間にできるわけない。なら呪われた? お化けに? いや、丸夫くんに?
「美里~、電話よ」
階下からお母さんの呼ぶ声がした。まだスマホを持っていない私は、家電でしか連絡手段がない。Switch2でもいいんだけどなぁ。私は階段下の家電に出た。
「はい、もしもし」
「美里ちゃん!」
「まりちゃん?」
電話に出るとすぐに、まりちゃんの焦った声が聞こえた。
「たいへんなの! すぐに来て!」
「え…… え?」
「すぐに来て!」
「ちょ、ちょっと待ってよ。いきなりどうしたの?」
「いいから早く? 3丁目の『こども公園』ね!」
そういうと勝手に電話を切られてしまった。
「なんなの?」
私は受話器を見つめることしかできなかった。
お母さんにすぐ戻るからと言って、急いで家を出た。まだ8時前だったけど、子供が出歩いていい時間帯じゃない。お巡りさんに見つかったら、補導されちゃう。幸い『こども公園』はすぐ近くだ。走って5分くらい。街灯もあるし、ちょっとくらいなら大丈夫。私は全速力で走って、すぐに公園に着いた。
「まりちゃん?」

