「あ、あのもう何度も話しましたけど……」
「何度でもお願いします。話しているうちに思い出したり、記憶違いに気づいたりするかもしれませんから」
「はあ……」
これはもしかして、ボクが疑われているのだろうか。でも仕方ないよな。家にはボク一人だったから、アリバイもないし目撃者はボク一人ってどう考えても怪しいし。
「今日は学校での事件があった後なので、午前中で終わりでした。だから昼過ぎには帰って来て、部屋で牛乳、じゃなかったゲームをやってました。あ、そうです。帰って来た時、キッチンで牛乳を飲みました」
「それは、さっき話に出ませんでしたね」
信楽刑事の目がさらに鋭くなった。隠していたと思われたのだろうか。でも仕方ないじゃないか。目の前で人が、しかも先生という知ってる人が死んでたんだ。動揺しない方がおかしい。ボクはなりたくて第一発見者になったんじゃないのに。
「すみません。いろいろ混乱してて」
そう言うと、信楽刑事は少し目つきを柔らかくした。
「いえ、タクヤくんはまだ中学生です。いきなりこんな状況に巻き込まれてしまっては、動揺するのも仕方ないでしょう」
信楽刑事見た感じ40代くらいだが、父よりも少し老けて見えた。ちょっと失礼だけど。うちの父はまだ30代だけどすごく若々しくて、外ではたまに「20代ですか?」なんて聞かれたりもする。そういう父を、見慣れているせいもあるのかもしれない。
「何度でもお願いします。話しているうちに思い出したり、記憶違いに気づいたりするかもしれませんから」
「はあ……」
これはもしかして、ボクが疑われているのだろうか。でも仕方ないよな。家にはボク一人だったから、アリバイもないし目撃者はボク一人ってどう考えても怪しいし。
「今日は学校での事件があった後なので、午前中で終わりでした。だから昼過ぎには帰って来て、部屋で牛乳、じゃなかったゲームをやってました。あ、そうです。帰って来た時、キッチンで牛乳を飲みました」
「それは、さっき話に出ませんでしたね」
信楽刑事の目がさらに鋭くなった。隠していたと思われたのだろうか。でも仕方ないじゃないか。目の前で人が、しかも先生という知ってる人が死んでたんだ。動揺しない方がおかしい。ボクはなりたくて第一発見者になったんじゃないのに。
「すみません。いろいろ混乱してて」
そう言うと、信楽刑事は少し目つきを柔らかくした。
「いえ、タクヤくんはまだ中学生です。いきなりこんな状況に巻き込まれてしまっては、動揺するのも仕方ないでしょう」
信楽刑事見た感じ40代くらいだが、父よりも少し老けて見えた。ちょっと失礼だけど。うちの父はまだ30代だけどすごく若々しくて、外ではたまに「20代ですか?」なんて聞かれたりもする。そういう父を、見慣れているせいもあるのかもしれない。

